タイ・パタヤ、創業20年の名店「ラープ・ノンカイ」のコームーヤーンが異次元の旨さだった件

こんにちは。ヨシです。

タイ・パタヤといえば、豪華なシーフードレストランや海沿いのオシャレなカフェをイメージする方が多いかもしれません。

でも、本当に「タイに来てよかった…」と胃袋の底から震えるような体験は、実は観光客が素通りしてしまうような、なんてことのない食堂に隠れていたりします。

今回、僕がパタヤ・サードロードで見つけたのは、まさにそんな「宝物」のような一軒。 老舗の風格漂うイサーン(タイ北東部)料理店、**「ラープ・ノンカイ」**です。

ここの「コームーヤーン(豚トロの炭火焼き)」を食べた瞬間、僕のパタヤ・グルメランキングが塗り替えられました。今回は、その感動を余すことなくレポートします。

パタヤの喧騒を抜けて、サードロードの「聖地」へ

パタヤのメインストリートであるビーチロードやセカンドロードは、常に観光客で賑わっています。しかし、そこから一本陸側に入った「サードロード」は、一気にローカルな色合いが濃くなるエリア。

「ラープ・ノンカイ」は、このサードロード沿いで20年以上愛され続けている名店です。お店の構えは、いわゆる「タイの食堂」。プラスチックの椅子が並ぶ、あの開放的なスタイルです。

店先に立つと、炭火で肉を焼く香ばしい煙が漂ってきて、それだけで確信しました。「あ、ここ、絶対美味いやつだ」と。

これぞ芸術。完璧な「コームーヤーン」との対面

今回、僕が注文したのはこの一択です。

  • コームーヤーン(豚トロの炭火焼き)
  • カオニャオ(もち米)

しばらくして運ばれてきたのが、写真に写っているこの一皿。見てください、この圧倒的なビジュアルを。

1. 肉の「照り」と「断面」が語る旨さ

写真の中央に鎮座するコームーヤーン。 まず驚いたのは、その厚みとカットの絶妙さです。表面は炭火でカリッと焼き上げられ、タレが焦げた香ばしい飴色を放っています。対して断面は、しっとりと桜色を残した絶妙な火入れ。

一口食べると、豚トロ特有のコリッとした弾力がありながら、噛むほどに脂がじゅわっと溶け出します。炭火の燻製のような香りが鼻を抜け、肉の甘みが口いっぱいに広がります。

2. 魔力のタレ「ナムジム・ジェオ」

写真の左上にある、小鉢に入った赤いタレ。これがイサーン料理の魂とも言える「ナムジム・ジェオ」です。 ナンプラー、ライム、唐辛子、そして煎った米の粉(カオクア)が混ぜ合わされています。

このタレに肉をどっぷりと潜らせて食べると、味の次元が変わります。 「酸・辛・塩・甘」のバランスが完璧で、さらにカオクアのプチプチした食感と香ばしさがアクセントになり、肉の脂のしつこさを一瞬で消し去ってくれるんです。まさに「無限ループ」の完成です。

3. 最高の相棒、カオニャオ

そして忘れてはならないのが、写真の右側にある「カオニャオ(もち米)」です。 タイでは、このカオニャオを指先で一口サイズに丸め、肉のタレをちょんちょんと付けて食べるのが正解。

ここのカオニャオは、蒸し加減が絶妙で、一粒一粒が立っています。お米の甘みが強く、スパイシーなタレと肉の旨味をしっかりと受け止めてくれる最高のクッション。この「肉・タレ・米」の三位一体攻撃には、抗う術がありません。

驚愕のコストパフォーマンス

さて、これだけの感動を与えてくれる一皿ですが、お値段は驚くほどリーズナブルです。

  • コームーヤーン:約100バーツ
  • カオニャオ:約10バーツ

日本でこれだけ質の高い豚トロを、炭火で丁寧に焼き上げた料理を食べようと思ったら、居酒屋でも1,000円は下らないでしょう。それがパタヤの風に吹かれながら、ワンコイン以下で楽しめる。これこそがローカルフード巡りの醍醐味です。

旅の醍醐味は「現地の日常」にダイブすること

「ラープ・ノンカイ」に座っていると、持ち帰り(パックに詰めてもらうスタイル)を注文する地元のバイクタクシーの運転手さんや、家族の夕飯を買いに来たお母さんたちが次々と訪れます。

彼らにとっての「日常」が、僕らにとっての「特別なご馳走」になる。 豪華なホテルのビュッフェもいいですが、こうした地域に根ざしたお店で、地元の人たちと同じ空気を吸いながら食べる食事には、何物にも代えがたい「旅の充足感」があります。

店員さんも愛想が良く、タイ語が分からなくても、指差しや笑顔で対応してくれます。そんな温かさも、この店のスパイスになっているのかもしれません。

アクセスと注意点

お店はパタヤ・サードロード沿いにあります。 ウォーキングストリートなどの中心部からは少し距離があるため、バイクタクシーや配車アプリの「Bolt」「Grab」を使うのが一番スムーズです。

まとめ:パタヤで一番のコームーヤーンを求めて

もしあなたが、パタヤで「本当に美味しいタイ料理」を探しているなら。 もしあなたが、観光客向けではない「本物の味」に触れたいなら、

迷わずサードロードの「ラープ・ノンカイ」へ向かってください。

 写真に写っているあの一皿が、あなたの期待を軽々と超えてくるはずです。

一口食べた瞬間、きっとあなたも僕と同じように、「あぁ、パタヤに来て本当に良かった」と呟いてしまうことでしょう。

これからも、ガイドブックには載りきらない、でも絶対に訪れる価値のある「現場の味」を届けていきます。

次回の更新もお楽しみに。

ヨシでした!