ハノイ旧市街で食べ歩き三昧!地元グルメ・屋台・カフェを1日で制覇する完全ガイド【初心者向け】


なぜ「ハノイ旧市街」は食べ歩き天国なのか

ベトナムの首都・ハノイ。その中心に位置する「旧市街(Old Quarter)」は、まるで街全体が“食のテーマパーク”のような場所です。
狭い路地にぎっしり並ぶ屋台、歴史ある麺専門店、フレンチコロニアル風のカフェ、夜になると賑わうビールストリート——。どこを歩いても香ばしい匂いが漂い、食欲をそそられます。

ここが特別なのは、「歩いて食べられる」環境が整っていること。1km圏内に名物料理が凝縮されているため、半日でもベトナムのローカルグルメを満喫できます。
まさに、ハノイ観光=旧市街の食べ歩き体験 と言っても過言ではありません。


出発前に知っておくべき3つの不安と対策

不安①:どこを歩けばいいの?

旧市街は細い路地が入り組み、初めて訪れる人には少し複雑。
👉 対策:まずは地図アプリで「ホアンキエム湖」を中心にルートを設定。周辺の「Hang Be」「Ta Hien」「Ma May」通りが食べ歩きの中心ゾーンです。

不安②:衛生面は大丈夫?

屋台文化が発達しているため、初心者には少し不安なポイント。
👉 対策:行列ができている店、現地の人が多い店を選ぶのが鉄則。焼き立て・茹でたての料理は比較的安心。冷たいデザート系は氷の質に注意しましょう。

不安③:英語や日本語は通じる?

観光客も多いため、英語メニューを用意している店が増えています。
👉 対策:スマホ翻訳アプリを活用すれば問題なし。値段を指さしで確認すればトラブルも防げます。


ハノイ旧市街・食べ歩きモデルコース【1日満喫プラン】

朝(8:00〜10:00)

① Café Giang(カフェ・ジアン)
→ 卵コーヒー(Cà phê trứng)発祥の老舗カフェ。ふわふわの泡と濃厚な甘みが、旅の始まりを飾るにぴったり。

② Pho 10 Ly Quoc Su(フォー10)
→ ハノイ屈指のフォー専門店。牛骨スープの香りと米麺の優しい食感が絶品です。朝食にぴったり。


昼(11:00〜14:00)

③ Bun Cha Ta Hanoi(ブンチャーターハノイ)
→ オバマ前大統領も訪れたことで有名な“ブンチャー”(炭火焼き豚と米麺のつけ麺)を堪能。甘酸っぱいタレがクセになります。

④ 旧市街36通りを散策
→ 「Hang Dao」「Hang Gai」など、かつて職人が集まった通りを歩きながら、ローカルスナックをつまみ食い。
おすすめは「ネムチュア(発酵ソーセージ)」や「バインミー(ベトナム風サンドイッチ)」。1個20,000VND(約120円)ほどです。


夕方〜夜(17:00〜22:00)

⑤ ナイトマーケット(旧市街北部)
→ 金〜日の夜に開催。雑貨・洋服・フード屋台が数百軒並びます。
揚げ春巻き、串焼き、フルーツジュースなど、歩きながら食べるのが楽しい。

⑥ Ta Hien Street(ターヒエン通り)=ビールストリート
→ 夜はこの通りがまるでお祭り!プラスチックの椅子に座り、地元の人と一緒に“ビアホイ(生ビール)”で乾杯。
1杯30円ほどの格安ビールで、旅人同士の交流も生まれます。


ジャンル別おすすめグルメ・屋台リスト

カテゴリ店名/場所特徴
☕ コーヒーCafé Giang卵コーヒー発祥店。老舗の味と雰囲気。
🍜 麺料理Pho 10 Ly Quoc Su王道フォー。観光客にも人気。
🍢 焼き物Bun Cha Ta Hanoi甘辛つけ麺スタイル。炭火の香ばしさが魅力。
🍞 軽食Banh Mi 25サクサクパンにたっぷり具材。持ち歩きに最適。
🍻 夜屋台Ta Hien Streetローカルビールとスナックで夜更けまで盛り上がる。

ハノイ旧市街を快適に歩くためのコツ

  1. 交通ルールは「止まらない」
    バイクが多いハノイでは、横断中に立ち止まると逆に危険。一定の速度で歩くと、バイクが避けてくれます。
  2. お釣りは小額紙幣で
    20,000VNDや50,000VND紙幣を多めに持つと便利。屋台ではお釣りがないことも。
  3. 荷物は最小限に
    スリ防止のため、スマホ・財布は前ポケットに。肩掛けバッグは体の前に回しましょう。
  4. カフェ休憩をうまく挟む
    午前と午後に1回ずつ涼しいカフェで休むのが理想。無料Wi-Fiがある店が多く、次の目的地を調べるのにも便利です。
  5. Google Map+口コミを活用
    レビュー数が多い屋台やカフェは観光客にも安心。英語メニューの有無もチェックできます。

注意!やってはいけない5つのこと

  1. 値段を確認せず注文する(観光地価格になることも)
  2. 冷たい氷入りドリンクを屋台で頼む(衛生面に注意)
  3. 夜遅くに細い路地を一人歩きする
  4. カメラを無断で人に向ける(特に屋台店主)
  5. 歩きスマホしながら通りを渡る

ちょっとしたマナーを守るだけで、現地の人にも歓迎され、よりローカルな体験が楽しめます。


インスタ映えも狙えるおすすめカフェ3選

  • Café Dinh(カフェ・ディン)
    ホアンキエム湖が見渡せる老舗。卵コーヒーの隠れ人気店。
  • The Note Coffee
    壁一面にメッセージポストイットが貼られた有名カフェ。SNS映え抜群。
  • Loading T Café
    フレンチ建築の邸宅カフェ。静かで落ち着いた雰囲気が魅力。

📸 写真を撮るなら午前中の自然光がベスト。どの店も照明が柔らかく、旅の思い出が映えること間違いなし。


宿泊するなら「旧市街エリア」に決まり!

ハノイ旧市街の魅力を最大限楽しむには、徒歩圏に泊まるのがベスト。
おすすめエリアは「ホアンキエム湖周辺」または「Hang Be通り」。

人気ホテル例:

  • La Siesta Classic Ma May(4つ星、屋上バーあり)
  • Hanoi Guesthouse(コスパ良好、立地最高)
  • The Chi Boutique Hotel(女性旅行者に人気)

宿泊費は1泊4,000〜10,000円前後とリーズナブル。朝食付きプランなら、現地食文化も体験できます。


旅をもっと楽しむための小技

  • Grabアプリを入れておく(配車・デリバリーに便利)
  • Google翻訳カメラ機能でメニュー解読もスムーズ
  • 現地通貨VNDは現金必須(クレカ非対応の店が多い)
  • Wi-FiルーターまたはeSIMを準備(通信が安定します)

まとめ:ハノイ旧市街の「食べ歩き」は旅そのもの

ハノイ旧市街を歩くと、ベトナムの“暮らし”と“文化”をそのまま味わうことができます。
香ばしいフォーの湯気、路地裏で響く笑い声、カフェから流れる音楽。どれもが旅の一瞬を特別にしてくれます。

食べ歩きは単なるグルメ体験ではなく、「ハノイを感じる最短ルート」。
このガイドを参考にすれば、あなたの旅も間違いなく豊かな思い出になるでしょう。


この記事のまとめポイント

  • メインエリア:ホアンキエム湖〜36通り周辺
  • 予算目安:1日2,000円〜3,000円で満喫可能
  • 必食グルメ:フォー・ブンチャー・バインミー・卵コーヒー
  • ベスト時間帯:午前9時〜夜22時
  • 安全対策:貴重品管理&衛生面の意識

📍**「次のベトナム旅行、どこに行こう?」と迷っている方へ。**
ハノイ旧市街の食べ歩きは、観光・文化・グルメが一度に楽しめる最高の体験です。
初めてでも安心して歩けるこのエリアで、ぜひ“ベトナムの味”を探す冒険に出かけてみてください。