【昼のカオサンロード完全ガイド】静けさ・ローカル・癒しを味わうバンコク散歩術

夜だけじゃない!昼のカオサンロードが今注目されている理由
バンコクのカオサンロードと聞くと、多くの人が思い浮かべるのは夜のにぎやかな風景。
ネオンに照らされたバー、音楽が鳴り響くクラブ、世界中のバックパッカーが集う熱気――それが定番のイメージです。
しかし、昼のカオサンロードはまったくの別世界です。
朝10時頃になると屋台がゆっくりと準備を始め、夜とは違う穏やかな時間が流れます。
観光客も少なく、地元の人々の生活が感じられる空気が漂う。
実際、「昼間に行ってみたら驚くほど落ち着いていた」「ローカルのカフェが快適だった」という口コミがSNSで増えています。
昼のカオサンは、喧騒が苦手な人や女性一人旅、写真好きの旅行者にとって“隠れた癒しスポット”なのです。
昼間のカオサンロードの雰囲気と特徴
昼のカオサンは、通りを吹き抜ける風が心地よく、ゆったりと歩くのに最適。
夜は人でごった返す道も、昼ならスムーズに歩けます。
- バーやクラブはまだ閉まっており、カフェや雑貨屋が中心
- 店の前では店主が掃除や仕入れ作業をしている
- ローカルの子どもや僧侶が歩く姿も
- タイ式マッサージ店はこの時間帯が比較的空いている
昼間は「生活の香り」が漂う時間帯。
夜の人工的な照明ではなく、自然光の中で写真を撮ると、看板や建物のカラフルさがより鮮やかに映えます。
特に午前10時〜正午ごろは光が柔らかく、写真撮影にはベストタイム。
“人の少ないカオサンロード”を写真に収めたいなら、昼に訪れるのが正解です。
昼間に楽しめるカオサンロードのおすすめスポット
静かなカフェで休憩を
カオサン周辺には、観光客が少ない時間帯を狙って行きたい落ち着いたカフェが点在しています。
特におすすめは以下の3つ。
- The Coffee Club(ザ・コーヒークラブ)
エアコン完備・電源・Wi-Fiあり。ノマド作業にも最適。 - Susie Q Café
欧米人バックパッカー御用達の朝食カフェ。パンケーキとコーヒーが絶品。 - Chomp Café
ビーガン料理とアートが楽しめる人気店。昼間は穴場。
冷たいスムージーを飲みながら、静かな通りを眺める時間はまさに至福。

屋台フードで昼の味を堪能
昼のカオサンは屋台の入れ替えタイムでもあります。
夜よりも混雑が少なく、出来立てのタイ料理をゆっくり味わえます。
おすすめは以下の定番3品:
- パッタイ(タイ風焼きそば)
- マンゴースティッキーライス(マンゴーともち米のデザート)
- スイカジュース・マンゴーシェイク
また、昼に行くと衛生面も安心。作り置きが少なく、回転率が良いので食中毒の心配も軽減されます。
お腹が弱い人ほど昼の屋台が狙い目です。
タイ古式マッサージでリラックス
昼間は観光客が少ないため、マッサージ店も空いています。
60分200バーツ前後と格安で、エアコン付きの店も多数。
疲れた足を癒しながら、昼下がりのチルタイムを過ごすのもおすすめです。
カオサンロード周辺で立ち寄れる昼の観光スポット
ワット・チャナソンクラーム
カオサン通りの裏手にある静かな寺院。
地元の人が祈りを捧げる姿を間近で見られます。観光客が少なく、落ち着いた雰囲気。
王宮(グランドパレス)
徒歩15分ほどでアクセス可能。
午前中に王宮を観光して、昼からカオサンへ向かうコースが定番。
バンランプー市場
ローカルの衣類やお菓子、雑貨が並ぶ小さな市場。
昼間しか開いていないエリアもあるので、通り抜けながらのぞいてみましょう。
昼間に行くなら知っておきたい安全対策と注意点
夜ほど危険ではないものの、観光地ゆえに油断は禁物。
特に昼は暑さとの戦いになるので、体調管理が重要です。
安全面のポイント
- 貴重品は小さなショルダーバッグにまとめる
- 呼び込みや「激安ツアー案内」はスルー
- ATM利用時は人目のある場所で
暑さ対策
- 帽子とサングラス、日焼け止めは必須
- 水は封を開けたばかりのペットボトルを
- 屋台の氷は避けるのが無難
マナー
- 僧侶や地元住民の撮影は一声かける
- カフェでは長時間の占領を避ける
昼カオサンの楽しみ方・時間帯別ガイド
| 時間帯 | おすすめの過ごし方 |
|---|---|
| 10:00〜12:00 | 写真撮影・カフェモーニング・寺院参拝 |
| 12:00〜14:00 | 屋台ランチ・市場散歩 |
| 14:00〜16:00 | マッサージ・カフェで休憩 |
| 16:00〜17:00 | 通りが少しずつ夜モードに変化。設営風景も面白い |
昼間に過ごすことで、**夜に変化していくカオサンの“変化の瞬間”**を楽しめます。
夕方にかけて通りが少しずつ賑わい始める、その過程を見るのも旅の醍醐味です。
旅行者の口コミ・体験談まとめ
「昼のカオサンは意外と静かで安心して歩けた」
「写真を撮るなら断然昼!人が少なく構図を決めやすい」
「夜は苦手だけど、昼間のカオサンはリラックスできた」
実際、女性の一人旅や年配の旅行者からも高評価が多く見られます。
「昼カオサン=安全・穏やか・映える」というイメージが定着しつつあります。


昼でも映える!おすすめ写真スポット
- カラフルな屋台のパラソル
- 壁のグラフィティアート
- カフェのウッドデッキ席
午前中は東向きの光で建物が柔らかく照らされるため、逆光を避けて撮るのがコツ。
スマホでも十分に美しい写真が撮れます。
昼と夜の違いを比較してみよう
| 項目 | 昼のカオサン | 夜のカオサン |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 静かで穏やか | 派手でにぎやか |
| 安全性 | 比較的高い | 注意が必要 |
| 見どころ | ローカルの生活 | バー・クラブ・音楽 |
| 写真映え | 自然光・カフェ系 | ネオン・人混み |
| 向いている層 | 女性・シニア・写真好き | 若者・ナイトライフ派 |
昼と夜、どちらが良いというよりも「昼は癒し」「夜は刺激」。
目的に合わせて時間帯を選ぶのが、カオサンロードを120%楽しむコツです。
まとめ 〜昼カオサンで感じる、もう一つのバンコク
夜の喧騒だけがカオサンロードではありません。
昼のカオサンには、穏やかで人間らしいバンコクの姿が残っています。
- 旅の途中で少し落ち着きたい人
- カメラを片手に街歩きをしたい人
- 女性一人旅で安全に観光したい人
そんな人には、昼のカオサンロードが断然おすすめです。
カフェで一息つき、屋台でローカルフードを楽しみ、街の人と笑顔を交わす――
それこそが、“旅人の聖地”カオサンロードの本当の魅力なのかもしれません。
まとめポイント
- 昼のカオサンは静かで安全、ローカル体験に最適
- 屋台やカフェ、寺院めぐりでゆったり過ごせる
- 写真撮影は午前10時〜12時がベスト
- 女性一人旅にもおすすめ
昼カオサンこそ、“もう一つのバンコク”に出会える場所。
ぜひあなたも、静けさの中に流れるリアルなタイ時間を味わってみてください。

