風の中で沸かす一杯が格別!ラーツー&コーヒーツーの始め方|愛用のアルポット活用術

ツーリング先で「お湯を沸かす」という贅沢体験
バイクで走る爽快感。それだけでも十分に魅力的な趣味ですが、ツーリング中にちょっとした“目的”や“体験”を加えるだけで、旅の満足度はグッと高まります。
そこでおすすめしたいのが「ラーツー(ラーメンツーリング)」や「コーヒーツー(コーヒーツーリング)」。
ツーリングの途中、静かな山の中や海の見える場所で、火を起こし、湯を沸かし、ラーメンやコーヒーを味わう――。ただの休憩が、特別な時間に変わるのです。
私の相棒:大木製作所 アルポット 005115
私が長年愛用しているのが、「大木製作所 アルポット 005115」。持ち運びもそこまで苦にならず、風にも強い設計なので、屋外でも安定してお湯を沸かせる頼れる相棒です。
本記事では、このアルポットを使った実体験をベースに、ラーツー&コーヒーツーの魅力をお伝えしていきます。
最低限そろえたい「ラーツー&コーヒーツー道具セット」
初めての方でも、以下の道具を揃えればすぐに楽しめます。
- クッカー(鍋)またはケトル(私はアルポットを使用)
- 燃料用アルコール(アルポットに使用)
- 水(500ml〜1L程度)
- カップ麺 or インスタントコーヒー or ドリップセット
- チタン製マグカップ or カップ麺用の器
- 耐熱手袋、風防(あると便利)
軽量化したい場合は、100均の軽量ボトルや折りたたみカップなどをうまく活用しましょう。
実践例:ツーリング先でラーメンを楽しむ手順
- 景色のよい安全な場所にバイクを停車
- アルポットを組み立て、水をセット
- アルコール燃料を注入して着火
- 沸騰まで待ち、カップ麺や袋麺に注ぐ
- 湯気の立ち上る一杯を自然の中で味わう
これだけで「ただの移動」が「最高の思い出」に変わります。
コーヒータイムも贅沢に!豆から挽くドリップスタイル
コーヒー派には「豆から挽く」スタイルもおすすめ。挽きたての香りは自然の中でより豊かに感じられます。
- ハンドミル(コンパクトタイプ)
- ドリッパー(折りたたみ式がおすすめ)
- コーヒーフィルター
- お湯をゆっくり注げるマグ or ポット
面倒に思えるこの工程も、ツーリング先なら“非日常”として楽しめます。
季節や天候別の注意点と快適化テクニック
冬季の注意点
- 手がかじかむので防寒手袋必須
- 地面に敷物を忘れずに(地面からの冷え防止)
夏季の注意点
- 水分を多めに持参(コーヒー・ラーメン+熱中症対策)
- 日陰での調理を心がける
風が強い場所では、風防や風下に設置する工夫も有効です。
立ち寄りたい!おすすめ絶景ラーツースポット
ラーツー&コーヒーツーに最適な場所は…
- 展望台付きの道の駅
- 河川敷のベンチエリア
- 海沿いの静かな駐車帯
- キャンプ場のデイエリア(有料でも快適)
Googleマップやツーリングアプリを活用し、事前にトイレや駐車の確認もしておくと安心です。
よくある質問と安全対策のポイント
Q1. アルポットの火は風に強い?
→ 煙突構造のため比較的風には強いが、完全ではない。風防推奨。
Q2. 燃料はどれくらい持っていけばいい?
→ ラーツー+コーヒーで100ml程度が目安。多めに用意を。
Q3. 火事の危険は?
→ 風の強い日は使用を避ける。火元を離れず、水を近くに置くのが基本。
まとめ:走るだけじゃもったいない。休憩を“ご褒美タイム”に変えよう!
ツーリングに「目的」をひとつ加えるだけで、走ることだけでは味わえない楽しさが見えてきます。
火を起こす → 湯を沸かす → 何かを作る → 自然の中で味わう。
そんな“原始的な満足”が、バイクの旅にぴったりなんです。
次回のツーリング、ちょっとだけ荷物に余裕を持って、お湯を沸かす準備、してみませんか?